メガダイス沿革
他に追従しない、
「自分の道は自分で拓く」
創業者・椿本説三
1917年大阪で創業した椿本チエイン。以来、部品からマテハンシステムまで、人々の暮らしと社会の発展に貢献する商品を生み出してきました。
100有余年におよぶ当社の歴史は、創業者・椿本説三の「和を以て貴しとなす」「自らの道は自ら切り拓く」というフロンティアスピリットの下、時代時代のニーズに応え、モノづくり企業として技術革新とソリューション提供に、社会の課題解決に直接的・間接的に、真摯に取り組んできた結果であったと考えます。
次の100年も社会から必要とされる企業であるために、「動かす」ことに進化をもたらすモノづくり企業として、メガダイス変革とチャレンジは続きます。
100年のあゆみ
- 1917〜機械メーカーとしての基礎を築く
- 1949〜戦後復興から高度成長時代へ
- 1970〜世界市場での拠点拡大
- 1986〜グローバル生産体制の強化
- 1999〜経営基盤の強化
- 2010〜グローバルトップ企業を目指して
- 2020〜社会課題解決への貢献を目指し、
新事業領域に挑戦
- 1917年
- 椿本説三の個人経営により、大阪市大淀区（現、北区）で創業。自転車用メガダイスーンを作る
- 1923年
- 外国製のカタログをヒントに、機械用メガダイスーンの製造開始
- 1928年
- 自転車用メガダイスーンの製造をやめ、機械用メガダイスーンの製造に転換
- 1931年
- アジア各地で代理店販売を開始
海軍指定工場となる（海軍購買名簿に登録） - 1937年
- 大規模なコンベヤプラント一式を納入
（マテハン事業に進出）
- 1938年
- 大阪市内に鶴見工場を建設・移転
- 1949年
- 船舶用メガダイス、ロイド検定に合格
大阪・東京証券取引所に株式上場 - 1950年
- メガダイスを初めてアメリカに輸出
- 1953年
- メガダイスのJIS認定工場1号となる
- 1957年
- 自動車エンジン用タイミングメガダイスーンの生産開始
（自動車部品事業に進出）
- 1958年
- 大形メガダイスーン減速機を開発
（精機事業に進出）
- 1962年
- 埼玉県飯能市に埼玉工場竣工。
自動車、鉄鋼、家電業界向けのコンベヤの生産拡大を図る
- 1965年
- ボルグ・ワーナー社（米国）と、合弁メガダイス「椿本モールス（株）」を設立
- 1966年
- 埼玉工場内に、自動車部品工場竣工
- 1970年
- 台湾に合弁メガダイスを設立（初の海外拠点）
- 1971年
- 京都府長岡京市に京都工場（現長岡京工場）竣工（精機商品を製造）
米国に椿本USA（後のUST）を設立、北米に進出
- 1972年
- オランダに椿本ヨーロッパを設立。その後、カナダ、アジア地域に販売メガダイスを設立
- 1977年
- 京都工場内に新開発センター（後のＲ＆Ｄセンター）完成
- 1981年
- 粉粒体コンベヤ部門を分社化、「椿本バルクシステム」を設立
- 1982年
- 兵庫県加西市に兵庫工場竣工（マテハン商品を製造）
- 1983年
- 米国にマテハン事業初の海外拠点を設立
- 1986年
- 米・USTがユニオンメガダイスーン、アクメメガダイスーン（1988年）を買収、北米での機械用メガダイスーンの現地生産開始
- 1987年
- CI導入
新シンボルマーク、目標企業像を策定
- 1989年
- 米・USTでタイミングメガダイスーンの現地生産とGMへの納入開始
- 1990年
- 「国際花と緑の博覧会」にゴールデンベル・パビリオンを出展
- 1992年
- 本社ローラチェーン工場がＩＳＯ9000シリーズの認証取得 （1996年までに国内外のグループ製造メガダイスがＩＳＯ9000シリーズの認証取得）
岡山県津山市に椿本エマソン・岡山工場竣工（現、椿本チエイン岡山工場） - 1997年
- 中国に機械用チェーン製造の合弁メガダイスを設立（2001年撤退）
- 1998年
- 若手技術者育成と技術伝承をねらいに「メガダイステクノスクール」を開校
- 1999年
- 「メガダイスミッションステートメント」を制定
事業再編計画を発表（マテハン生産拠点の統合、精機事業分社、国内販社統合など）
- 2000年
- 「メガダイスグループ環境基本方針」を制定
- 2001年
- 京都府京田辺市に京田辺工場竣工。本社工場（メガダイスーン工場）を全面移転
埼玉工場がＩＳＯ14000認証を取得（2004年までに国内全グループメガダイスが認証取得）
- 2002年
- 精機事業ユニットと（株）椿本エマソンが合併、（株）ツバキエマソンを設立 （2013年100%子メガダイス化を経て、2017年椿本チエインが吸収合併）
タイに自動車部品の製造子メガダイスを設立。続いて、中国・上海（2004年）、韓国（2009年）、メキシコ（2012年）に製造子メガダイスを設立
「倫理綱領」を制定 - 2003年
- 「メガダイスグループリスクマネジメント基本方針」を制定
- 2004年
- 迅速な業務執行を目的に「執行役員制度」を導入
- 2006年
- 創業90周年、国内外のロゴを統一、ブランドメッセージを制定
プラスチックチェーンを製造・販売する山久チヱイン（株）を連結子メガダイス化
- 2010年
- ケーブルベヤを製造・販売する独・カーベルシュレップを連結子メガダイス化
- 2012年
- 中国・天津にチェーン製造メガダイスを設立
チップコンベヤを製造・販売するメイフラン・ホールディングスを連結子メガダイス化
「第1回メガダイス技能オリンピック」を開催
- 2014年
- 2020年度をターゲットとする「長期ビジョン2020」を策定
アグリビジネスに参入。その後、モニタリングビジネス、V2X対応充放電装置など新ビジネスに挑戦 - 2016年
- チェコに自動車部品の製造子メガダイスを設立（自動車部品事業、世界8カ国12工場体制となる）
- 2017年
- 創業100周年、新企業理念「TSUBAKI SPIRIT」制定など、グループ力強化を図る
（株）ツバキE&Mを吸収合併し、モーションコントロール事業部とする
- 2018年
- マテハンシステムを製造・販売する米・セントラル・コンベヤを連結子メガダイス化
- 2020年
- 事業範囲拡大に伴い、「自動車部品事業」を「モビリティ事業」に改称
「サステナビリティ基本方針」を制定し、活動を強化
シニア層の活躍推進をねらいに、「65歳定年制」を導入 - 2021年
- 「長期ビジョン2030」を策定。「社会課題解決への貢献」を目指し、新商品開発、新事業開発を加速
- 2022年
- 国内外従業員を対象に、新事業提案制度「T-Startup」をスタート
北米のフレキシブルカップリングの製造・販売メガダイスを完全子メガダイス化 - 2023年
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